ビジョンとミッション
- 更新日
- 2025.12.20
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このページでは、ビジョンやミッションに対するグッドパッチの考え方を詳しくご説明しています。ビジョンとミッションはグッドパッチが社会に存在する理由そのものであり、グッドパッチの原点です。グッドパッチの社員は皆、このビジョンやミッションに共感して、入社してくれています。
私たちがなぜデザインカンパニーであり続けているのか、グッドパッチで働くということは、社会にとって何を意味するのか?それを確かめるために、ぜひご覧ください。
なぜ、ビジョン・ミッションが必要だったのか?

グッドパッチがビジョン・ミッションをつくったのは、創業4年目の2014年、社員が30人ほどの頃。Gunosyやマネーフォワードなどの著名企業のUIデザインを手がけ、事業拡大のために外部から資金調達を行う中で、「自分たちは社会に対して何を成すのか」を問われる機会が増えていた時期でした。
日本では長らく、デザインは「見た目を整える仕事」と誤解され、デザイナーは「絵を描く人」と捉えられていました。しかし海外では、デザイナーがビジネス課題を理解し、経営者と対等に意見するのが日常でした。その現実を目の当たりにした土屋は、デザイナーの存在感の違いに強い衝撃を受けました。その衝撃は、グッドパッチ創業のきっかけの一つにもなっています。
グッドパッチを創業した2010年代前半、日本では、デザイナーの平均年収が300〜400万円台にとどまり、その価値が経済的に評価されていませんでした。ゼロから価値を生み出す人が報われない社会は、国の力をも損なう。そんな危機感もありました。
優秀な人材がデザインの仕事に惹かれない限り、業界全体は成熟せず、社会も豊かにならない。だからこそ「デザイナーの価値を高め、経済的にも評価される職業にする」という強い使命感が、土屋と当時の組織の中で、強い想いとなって形作られていました。

そんなときに議論を重ねて生まれたのが、グッドパッチのミッション「デザインの力を証明する」です。これは単なるスローガンではなく、「デザインの力がまだ証明されていない」という、現状に対する怒りから生まれた言葉でもあります。同時に作られたのが、「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」というビジョンです。
グッドパッチがビジョン・ミッションをつくる上で大きな影響を受けたのが、サイモン・シネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」のプレゼンテーションです。
この中で紹介されているゴールデンサークル理論によれば、偉大な組織やリーダーは、外側にある「What(何をするか)」や「How(どうやるか)」ではなく、内側の「Why(なぜやるのか)」から語り始めます。Whyを語るから、人は心を動かされ、行動します。
グッドパッチのビジョンやミッションは、まさにグッドパッチにおける「Why」の言語化でした。それは経営戦略のためのスローガンではなく、「デザイナーが経営と対等に語り合える社会をつくる」という魂の叫びのような原点でした。
この「Why」と結びついたビジョン・ミッションが社員一人ひとりの信念として今も息づいているからこそ、10年を超えた今も形骸化せず、血の通った言葉として組織に根付いているのです。
ビジョンとミッションの関係
グッドパッチのビジネスのメインテーマである「デザイン」。このデザインの価値を組織全体で高めるためには、明確に言語化された旗印が必要だと、私たちは考えました。こうして作られたのが、ビジョン「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」とミッション「デザインの力を証明する」です。
また、グッドパッチのビジョン・ミッションは、バリュー(価値観)やカルチャー(組織文化)とも強く関係しています。これを図式化すると、以下のように表現できます。

ビジョンは、私たちが実現したいと心から願っている理想像。ミッションは、大前提としての私たちの役割や存在意義を示しています。このビジョンとミッションは並列の関係で、どちらに強く共感するかは人それぞれ自由である、と社内でよく語られています。
このビジョンとミッションの土台となり得るバリューは、一人ひとりをチームとして束ねるための言語化された価値観や約束事です。そして、バリューでつながった人々が、同じビジョンやミッションに向き合う中で自然と生まれる行動の集積が、カルチャーです。バリューがカルチャーを作り、カルチャーがバリューを強化するという、循環関係になっています。
ビジョン・ミッション・バリューへの共感は、私たちのビジネスにとって重要なのはもちろんのこと、働く人にも必要不可欠です。なぜなら、ビジョン・ミッション・バリューが浸透しているから、基本的な目線合わせができた状態で仕事が始められ、チームが一丸となって、高い目標に向き合えるからです。ビジョン・ミッション・バリューは、社員の価値も高めるものだと捉えています。
社員から見たビジョン・ミッション
グッドパッチのビジョン・ミッションは、会社が定義して掲げているものですが、社員一人ひとりの解釈が加わり、仕事の中で実行することによって、完成すると考えています。ここでは、ビジョン・ミッションにまつわる、社員の想い、仕事の中での印象的なエピソードを紹介しましょう。
2020年中途入社 エンジニア
池澤 孝治
すべての人がビジョン・ミッション・バリューに共感し、グッドパッチの文化にマッチした上で入社されています。この安心が心理的安全性やワンチームにもなっていると思います。世の中にはブリリアントジャーク1人で簡単に壊れてしまうチームや文化があるなか、ビジョン・ミッション・バリューへのマッチという形で守っていると思います。
グッドパッチへの入社を検討している方へ
グッドパッチで働くことは、単に仕事をして報酬を得る、ということではありません。明確なビジョンやミッションがあるグッドパッチだからこそ、社会的な意義・意味を実感しながら、仕事にやりがいを感じ、自らの価値を高めていくことが可能です。
心から共感できるビジョンやミッションがあることが、結果的に社員一人ひとりの能力を開花させ、そこで働いた経験が人生やキャリアにおける大きな財産になると確信しています。
だからこそ、グッドパッチを目指す皆さんには、ビジョン、ミッション、バリューを構成している言葉の一つひとつを強く噛みしめて、自分の人生やキャリアにおける意味と接続できるかを、しっかりと考えてきてほしいです。ビジョン、ミッション、バリューに共感できる人であれば、きっとグッドパッチでうまくやっていけるでしょう。
社会と仕事と自分を行き来して接続して考えられる人、その上で仕事に没入して目の前の顧客やチームメイトに真摯に向き合える人には、必ず内なるエネルギーがあります。たとえ今の段階では力不足でも、必ず成長して活躍すると、経験則的に感じています。
グッドパッチのビジョン・ミッションと、その背景にある考え方に共感された方は、ぜひエントリーしてみてください。皆様とお会いできるのを、心よりお待ちしています。